29日、食材のオンライン直売サイト「食べチョク」を運営するビビッドガーデンが発表した決算公告によると、2021年10月期(第5期)の純損失が△3億6,270.1万円(前期△3億7,342.3万円)だった。利益余剰金は △8億4,035万円、総資産 5億8,772.4万円となった。
ビビッドガーデンは2016年11月設立。野菜や果物をはじめ、米、⾁、⿂飲料などの⾷材と、花き類を⽣産者から直接購⼊できる産直通販サイト「食べチョク」を運営する。2017年8月にサービスをローンチ。2020年7月にiOSアプリをリリースし、テレビCMも開始。現在7,200軒の生産者が登録し、65万人のユーザーが利用する。2022年6月には、ユーザー情報をもとに厳選された生産者から旬の野菜セットを定期宅配するサブスクリプションサービス「食べチョクコンシェルジュ」の注文数が15万件を突破した。旬の果物が届く定期便「⾷べチョクフルーツセレクト」なども提供する。 代表の秋元里奈氏はスマホゲーム開発のDeNAでwebサービスのディレクターや営業チームリーダー、新規事業の立ち上げ、スマホアプリのマーケティング責任者などを歴任した後に起業、同社を創業した。