MIXI<2121>は4日、2023年3月期の通期営業利益を前回予想85億円から82.4%増となる155億円へ上方修正した。上期(4-9月)において、主力ゲームのモンスターストライクが人気IPとのコラボレーションや新規施策、マーケティングなどが奏功し、好調だった。また、チャリ・ロトやネットドリーマーズなどの公営競技の業績も好調だったほか、家族アルバム「みてね」や「minimo」なども計画通りに推移し、通勤業績が前回予想を上回る見通し。一方、事業環境の変化に加えて、想定以上にコストが膨らんでいる一部開発中ゲームタイトルを中止したことを受け、事業撤退損 44億円を含んだ総額64億円の特別損失を計上。純利益は通期予想は据え置いた。配当については期初計画の年間配当金110円から変更はない。
同日発表した2023年3月期2Q業績は、売上高657億3,400万円(前年同期比21.1%)、営業利益112億4,900万円(同23.1%)、経常利益105億2,100万円(同15.7%)、純利益19億6,000万円(同△68.2%)だった。
Data Base MIXI