マネックスグループ<8698>が10月28日に発表した2023年3月期2Q(4-9月)連結業績は純利益が前年同期比△89.6%減の12億4,700万円と落ち込み、減収減益だった。暗号資産(仮想通貨)市場が低迷し、トレーディング益が大幅に減少したことが影響した。期末(9月末)時点のビットコイン価格は期初(4月)より約50%マイナスとなる280万円台まで大幅下落。子会社コインチェックが運営する取引所暗号資産売買代金は前年同期比46.1%減の1兆6,168億円、販売所暗号資産売買代金は同74.4%減の992億円となったほか、受入手数料が同59.6%減の4億2,100万円、トレーディング損益 同81.4%減の35億8,000万円と振るわなかった。NFT(ノンファンジブルトークン)も軒並み取引高が落ち込んだ。
Data Base マネックスグループ コインチェック