25日、宿泊施設向けクラウドサービスを展開するtripla<5136>が東証グロース市場へ新規株式を上場した。初値は1,620円で公開価格800円を 102.50%上回った。公開株数は1,183,300株。株式上場による資金吸収額は9.4億円。調達資金は人件費や広告宣伝費、借入金の返済などに充てる。
tripla は2015年4月設立。宿泊施設向けクラウド型の公式サイト予約システ ム「tripla Book」を軸に、AIチャットボット「tripla Bot」、CRM・MAツール「tripla Connect」、現地決済サービス「tripla Pay」などの宿泊施設にフォーカスした各サービスを連携させて、宿泊施設の収益最大化を図るサービスを展開する。現在、台湾でのサービスも行っており、中長期的にはアジア太平洋地域へ販路拡大を目指していく方針。2020年10月期から2021年10月期にかけての成長率は71.5%。直近の業績は2021年10月期営業収益 5億603.7万円、経常利益 △1億3,201.3万円、純利益 △1億2,858.2万円だった。2023年10月期の業績予想は営業収益 11億7,400万円、経常利益 2億2,500万円、純利益 1億8,800万円の見通し。
Data Base tripla