教育事業者向けSaaS型プラットフォームを展開するPOPER<5134>が12日に発表した上場後初となる2022年10月期の決算は売上高が前期比50.2%増の6億6,500万円と伸長し、最終利益は前期△1億8,400万円の赤字から700万円に拡大、黒字へ転換した。主力サービスの教育事業者向けSaaS型業務管理プラットフォーム「Comiru」が好調に推移だった。2022年10月末時点の有料契約の企業数が前期944社から1,118社に増加し、売上拡大に寄与した。また、人件費や広告宣伝費への継続的な投資を行なった一方、 対面での営業活動やセミナーなどを一部オンラインへ切り替えたことで、一部コストが減少、利益を押し上げた。
POPERは2015年1月設立。学習塾を中心とする教育事業者向けSaaS型業務管理プラットフォーム「Comiru」の開発、運用を軸に、オンライン授業・自宅学習支援サービス「ComiruAir」、講師の労務管理サービス「ComiruHR」を展開する。2022年11月、東証グロース市場へ新規株式を上場。初値は1,110円で公開価格を 58.57%上回った。
Data Base POPER