プロサッカー選手で投資家の本田圭佑氏が「学生こそ世界を変える」として2022年W杯が閉幕した12月18日に立ち上げたエンジェル投資ファンド。
世界中から投資家として選別した学生らと共に、世界の“一流大学”の学生起業家に投資を行う。投資対象は起業前後の学生起業家で、1社あたり250万円から500万円程度の投資を行い、事業の成長を支援する。また、ファンドに加え、世界中から優秀な学生を集めたコミュニティー機能も有する。コミュニティーメンバーの条件は、アジアの一流大学・大学院の学生、もしくは卒業、退学から3年以内。特設サイトから応募できる。第1期生の応募締切は2023年1月11日。 さらに、投資家として、 KSK Mafiaから投資チームに選ばれた学生は、学生起業家を探し、事業成長の支援に携わることができる。投資先がイグジットすると、10%のリターンが得られるインセンティブもある。
本田圭佑氏は、プロサッカー選手として世界で活躍する一方、自身の資産で運用するエンジェル投資ファンド「KSK Angel Fund」を2016年に設立し、スタートアップへの投資も積極的に行っている。2018年には、俳優ウィル・スミス氏と共同でVCファンド「Dreamers Fund」も設立。米国のスタートアップ投資も始めた。これまでに国内外260社以上のスタートアップへ投資し、既に複数のスタートアップがエグジットした実績を持つ。