楽天グループは4日、投資先のライドシェア事業を展開する米 Lyft株の減損処理を行い、2022年12月期単体決算において、有価証券評価損2,004億円を特別損失として計上することを明らかにした。同社はLyft 株式の先渡売買契約のカラー契約により評価損益をヘッジしているため、連結損益への重要な影響はない。楽天グループは2015年にLyftの株式11%を3億ドルで取得した。昨年11月に発表した2022年12月期3Q連結業績は、売上収益1兆3,647億800万円（前年同期比13.7％）、営業利益△2,870億9,300万円、純利益△2,580億9,000万円だった。
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