体重測定バスマットを開発、販売するissinは19日、東京大学エッジキャピタルパートナーズ、FreakOut Shinsei Fundのほか、エンジェル投資家複数名から総額5.3億円の資金調達を行なったことを明らかにした。調達資金を人材採用に投下し、ヘルスケア機器やサービス開発の強化を図り、海外展開を加速させる。
issinは2021年4月設立。自動体重測定バスマット「スマートバスマット」の開発、販売を行う。スマートバスマットは、お風呂上がりにバスマットに乗ることで無意識に体重を自動計測するバスマットデバイス。スマートフォンアプリともWi-FIで自動連携し、日々の体重の増減、BMIの変化を記録。アプリで誰もが簡単に日々の体重管理をモニタリングできる。2022年4月にクラウドファンディングサイト「Makuake」で「スマートバスマット」プロジェクトを開始し、2ヶ月半で、3,268万円の応援購入を集めた。販売価格は16,980円。オプションサービスとして、医師によるオンライン診断や、パーソナルトレーナーとの連携も計画。6月には新サービスとして管理栄養士や保健師をはじめとする専門家が、ユーザーに寄り添った健康提案をするヘルスコーチングのローンチを予定している。
代表の程 涛氏は、レコメンドエンジン開発などを行うpopInの創業者。popIn は2008年に東大発ベンチャーとして創業し、2015年に中国の検索サービスBaiduの日本法人と経営統合した。
「尊敬する投資家と信頼する仲間とともに、issin(一新)したスタートアップとしてチャレンジできることにワクワクすると共に、深く感謝いたします。一人ひとりの生命力アップにつながるヘルスケア事業になれるよう、魂を込めて全力で取り組みたいと思います。」(代表 程氏)
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