リハビリ支援ソフトの開発、提供を行う Rehab for JAPANは1日、リードインベスターのSMBCベンチャーキャピタルとJPインベストメントに加え、小野薬品工業のCVC子会社小野デジタルヘルス、オムロンベンチャーズ、Aflac Ventures LLC、やまと社会インパクトファンド、MTG Ventures、ほかエンジェル投資家からシリーズDとなる総額11.3億円の資金調達を行ったことを明らかにした。調達した資金で組織基盤を強化し、事業成長、拡大を加速させるほか、新規事業の立ち上げ、高齢者中心の介護ヘルスケアプラットフォームづくりを推進していく。
Rehab for JAPANは2016年6月設立。デイサービス向けリハビリ支援SaaS「リハプラン」の開発、提供を行う。リハプランは、機能訓練業務を誰でも簡単、安心、効果的に行えるデイサービス向けリハビリ支援ソフト。高齢者データベースをもとに、2,200種類、500セットの目標・運動プログラムから最適な計画、訓練を自動で提案し、機能訓練業務の計画と訓練の実施をサポートする。技術特許(特許第6792892号)を取得しているリハビリプログラムの自動提案技術により、通常30分程度かかる計画策定が約3分程度に短縮。2200種類の運動プログラムを専門職でなくても誰でも最適なリハビリ計画の立案を可能にした。2018年3月にサービスを開始し、累計導入事業所数は1,400社超(2023年1月時点)。小規模デイから大手法人までさまざまな介護事業所に導入し、約4年で10倍以上成長した。直近の業績は、2022年5月期純損失△3億9,347.5万円、利益剰余金 △8億3,997.9万円だった。
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