運用型クリエイティブクラウドを展開するリチカが6日に発表した決算公告によると、2022年9月期(8期)の業績は純損失が前期 △3億2,647.2万円から △4億7,331万円へ赤字が拡大した。利益余剰金は △10億4,461.6万円、総資産 6億8,362.7万円となった。
リチカは2014年10月に設立。動画広告生成クラウドサービス「リチカ クラウドスタジオ」の運営を行う。リチカ クラウドスタジオは、知識不要でデジタル広告、SNS用途などに最適化されたマーケティング効果の高い動画や静止画を量産できるサービス。SEO対策をはじめ、目的や業種、秒数、トレンドなど、SNSをはじめとした配信先別に最適化したクリエイティブの制作、検証、改善が可能。作成した動画はワンクリックで埋め込み、配信できる。2018年4月に正式サービスを開始。2023年2月時点、大手事業会社や広告代理店を中心に、2000社以上が導入、累計制作本数は50万本以上に及ぶ。2021年9月にシリーズBとなる総額8億円の資金調達を実施。累計資金調達額は10.6億円に達した。
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