M&Aなどで仕入れたゲームタイトルの運営を行うマイネット<3928>は17日、同社の業績悪化を受け、40名程度の退職勧奨による人員削減を行う方針を固めた。コスト構造の改善により経営の合理化を進め、早期黒字化、業績の安定化を目指す。退職予定日は6月30日。対象者には再就職支援金を支給する。
マイネットは、新規獲得したゲームタイトルが振るわず、積極的な新規事業へ投資や、スポーツ事業への投資加速が響き、2022年12月期の最終利益が前期2億2,900万円から△16億3,300万円へ大幅な赤字に転落。創業者の上原仁氏は業績悪化の責任をとり社長を退いた。新規投資の選択と集中を図るべく、収益性の見通しが立たないWeb3投資は中断。AI・データ事業やマーケティング事業、スポーツクラブDX事業などからも撤退した。
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