27日に東証グロース市場へ新規株式を上場したAIを活用したコンサルティング、開発などを行うRidge-i<5572> は上場2日目となる18日、公開価格1,750円の2.54倍となる4,445円で初値をつけた。時価総額は公開時の66億4,000万円から168億6,500万円に拡大した。上場初日は取引開始から買いが膨らみ、カイ気配のまま取引が終了し、初値はつかなかった。最終気配値は公開価格の2.3倍となる4,025円だった。公開株数679,600株。株式上場による資金吸収額は11.8億円。調達資金は人材や研究開発、設備投資などに充てる。
Ridge-iは2016年7月に設立。AI活用コンサルティングとAI開発を主軸に、AIライセンスの提供や、将来の人工衛星解析市場拡大を見据え、人工衛星データを収集し、AIによる解析サービスの提供も手掛ける。現在の全体売上の大半はAI活用コンサルティング・AI開発によるもの。AI・エンジニアリング・ビジネスの３つを強みに持つプロフェッショナルが、１つの課題にワンチームとなり、コンサルティングから開発まで一気通貫でサービス提供を行う。
直近の業績は、2022年7月期（7期）売上高 9億6,852.1万円、経常利益 1億650万円、純利益 1億5,006.1万円だった。2023年7月期の業績予想は、売上高 10億円、経常利益 1億6,100万円、純利益 1億1,300万円の見通し。
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