東海大学医学部と慶應義塾大学理工学部の医工連携共同研究チーム「Hasebe Research Group(HRG)」の研究成果の実用化を目指すHRG発スタートアップ。動脈硬化に伴う血管の閉塞や狭小化が原因で虚血となり、足の痛みや足が腐ってしまう病態を治療するための高度管理医療機器「下肢閉塞性動脈疾患用ステントデリバリーシステム」の膝下領域への実用化を中心とした研究開発に取り組んでいる。「ステント」とは、血管を内側から広げて固定する金属の筒状の医療機器。血管が詰まって血流量が低下してしまうことで様々な二次的な疾患に繋がることを防ぐ。世界に先駆け、次世代ステントを世界中の医療現場に届けることを目標する。
2023年5月段階で、本製品のフィジビリティスタディはすでに完了。高い治療効果が期待できるステージまで到達している。2023年2月には米国規制当局(FDA)へのpre-submissionも完了済み。今後は、開発品の承認取得試験のプレ試験を実施し、承認取得試験の実現性を検証していく。
Founder
- 代表取締役CEO/尾藤健太
2013年より慶應義塾大学理工学部と東海大学医学部の医工連携研究グループHasebe Research Groupに参画。大手医療機器メーカーR&D部門での開発経験をもとに、慶應義塾大学理工学部の研究員として2018年より本製品の開発を開始する。2022年12月、Global Vascular株式会社設立。代表取締役CEO就任
- 代表取締役COO/前川駿人
2013年より慶應義塾大学理工学部と東海大学医学部の医工連携研究グループHasebe Research Groupに参画。大手医療機器メーカーR&D部門での開発経験をもとに、慶應義塾大学理工学部の研究員として2018年より本製品の開発を開始する。薄膜材料工学を専門とし、主要技術「Biozone Coating」、「ステント」を発明。2022年12月、Global Vascular株式会社設立。代表取締役COO就任
Financial Results
- N/A
History
- 2022年12月、Global Vascular株式会社設立
Investors
Diamond Medino Capital、ほか
Funding
- 2023年5月、2.5億円調達(Seed)
/DMC1号(Diamond Medino Capital)
Patent
N/A