企業の支出管理業務ソフトを開発するLayerXは13日、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ、三菱UFJイノベーション・パートナーズ、DIMENSION、UB Ventures、SuMi TRUSTイノベーションファンド、みずほキャピタルからシリーズAセカンドクローズとして総額26.8億円の資金調達を行ったことを明らかにした。これによりシリーズA累計資金調達額は、ファーストクローズ55億円を合わせて約82億円となった。
LayerXは2018年8月に設立。企業向け支出管理サービス「バクラク」の開発、提供を行う。 バクラクは、請求書処理や経費精算、法人カードなど企業の支出に関連する業務をデジタル化し、AIの活用などで効率化するサービス。2021年1月に請求書AIクラウド 「LayerX INVOICE(現バクラク請求書)」のリリースを皮切りに、現在「バクラク経費精算」「バクラク申請」「バクラクビジネスカード」「バクラク電子帳簿保存」とバクラクシリーズ計5つのプロダクトを展開する。2023年6月、同シリーズ累計導入社数は5,000社を突破した。
代表の福島良典氏は、東証プライムに上場するGunosy創業者。東京大学大学院在学中にニュースアプリ「Gunosy」を開発し、起業。3年弱で東証マザーズに上場した。
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