19日、東京証券取引所がアプリ分析サービスを展開するフラー<5583>の東証グロース市場への新規上場を承認した。上場予定日は7月25日。
フラーは2011年11月に設立。国内アプリ分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」の開発、提供を軸に、新規・既存事業の戦略構築からプロダクト開発、グロースまで、アプリやWebなどデジタルにかかわる支援を行うデジタルパートナー事業を展開する。自社サービスのApp Apeは、スマホアプリの実利用データを提供するアプリ分析サービス。どのアプリがいつ・誰に・どのくらい使われているかといったデータを提供する。これまでにアプリ開発会社や広告代理店・金融機関など、国内外5,000社以上の企業、団体に提供している。
創業者の渋谷修太氏は1988年9月生まれ。専門学校卒業後、筑波大学へ編入。2011年4月にグリー入社し、マーケティング事業に従事した後、2011年11月フラーを創業した。
現在、収益の9割は業務受託が占めており、直近の業績は2022年6月期(12期)売上高 12億4,535.2万円、経常利益 1億6,614.5万円、純利益 2億2,505.3万円だった。
Data Base フラー