23日、企業DX支援を手掛けるARアドバンストテクノロジ<5578>が東証グロース市場へ新規株式を上場した。上場初日は取引開始から買いが膨らみ、カイ気配のまま取引を終えた。最終気配値は公開価格の2.3倍となる2,890円だった。公開価格は1,260円。公開株数843,500株。株式上場による資金吸収額は10.6億円。調達資金はエンジニア労務費や人材採用などの人件費に充てる。
ARアドバンストテクノロジは2010年1月に設立。創業から培った仮想化、自動化技術への専門的技術知見をベースにした顧客企業のDX支援を行うインテグレーション事業を主軸に、クラウドコンタクトセンター分析管理サービス「Mieta(ミエタ)」や、AIチャットボット「LOOGUE FAQ(ローグ)」、ファイルサーバ分析/データ移行サービス「ZiDOMA data(ジドーマ)」などといった自社プロダクトの開発、提供を行う。直近の業績は、2022年8月期売上高 87億6,878.9万円、経常利益 3億9,654.4万円、純利益 2億7,283万円だった。2023年8月期業績予想は、売上高 104億5,900万円、経常利益 4億3,000万円、純利益 2億8,100万円見通し。
Data Base ARアドバンストテクノロジ