楽天グループ<4755>が10日に発表した2023年12月期 2Q(1-6月)の連結業績は最終損失が前期△1,778億9,200万円から△1,399億8,500万円へ赤字幅が縮小した。利益を圧迫していたモバイル事業の損失額が、ネットワーク関連コストを中心に設備投資やローミングコストを大幅に抑制したことで前年同期△2,538億5,300円から△1,850億9,300万円に改善。2023年6月時点、MNO契約回線数はQoQで24万増の481万回線となった。
主力の国内ECは取扱高が伸長。旅行予約サービス「楽天トラベル」も国内旅行の需要回復に伴い成長し、増収増益だった。フィンテック事業も各サービスの顧客基盤が拡大し増収増益。楽天カード累計発行枚数は2,900万枚、預金口座数も1,400万口座を突破した。
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