クラウド会計ソフト開発のフリー＜4478＞が14日に発表した2023年6月期 連結業績は、売上高が前期33.7％増の192億1,900万円に拡大した。インボイス制度関連の需要高まりを背景に有料課金ユーザー企業数が前期比18.9％増の451,088件と伸長、売上拡大を牽引した。一方、開発費用やユーザー獲得費用などの先行投資が膨らみ営業損失は前期△30億4,200万円から△79億1,900に悪化。期末現預金残高は前期420億円から359億円に減少した。2024年6月期以降も引き続き先行投資を加速させる方針を掲げており、2025年6月期の有料課金ユーザー数70万超、調整後営業利益黒字化、2027年6月期売上高500億円超を目指す。2024年6月期売上高は前年比32.2%増の254億円の見通し。
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