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筑波大発 水深300m潜航 水中ドローン開発 FullDepth、純損失△2.3億円→△3.4億円。19年4月Drone Fundなど総額3.4億円調達、量産化

筑波大発 水深300m潜航 水中ドローン開発 FullDepth、純損失△2.3億円→△3.4億円。19年4月Drone Fundなど総額3.4億円調達、量産化

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筑波大学発の海洋スタートアップ FullDepthが発表した決算公告によると、2023年5月期(9期)の純損失が前期△2億3,961万円から △3億4,588万円に悪化した。利益剰余金は △12億4,256.7万円、総資産 3億8,908.8万円だった。

FullDepthは2014年6月に設立。水中での調査や撮影ができる産業用水中ドローン(ROV)「DiveUnit300」の開発、販売を行う。DiveUnit300は、カスタム機材を載せて、水深300mまで潜航可能など水中ドローン。工具レスでバッテリー交換が可能。最少2名による運用ができる。2018年6月に開始。サービス開始から2019年4月末までに約50カ所、延べ約65日にわたり、日本全国の水中インフラや水産関連アセットの点検などに活用された実績を持つ。

2017年6月にBeyond Next VenturesをリードとするシリーズA総額1.9億円を調達。2019年4月には、Drone Fundをリードとして総額3.4億円を調達し、産業用水中ドローンを量産化した。

Data Base FullDepth

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