19日、東京証券取引所がマーケティングDX支援を展開するバリュークリエーション<9238>の東証グロース市場への新規上場を承認した。上場予定日は11月22日。
バリュークリエーションは2008年4月に設立。レガシー業界を対象にしたマーケティングDX支援事業を軸に、解体業者マッチングサイト「解体の窓口」の運営などを行う。売上高の大半を占めるマーケティングDX事業は、おもに検索連動型広告、ディスプレイ広告、インフィード広告などの運用型広告を通じて、Webサイトへの集客を行うための課題抽出、戦略立案から広告の運用までを一貫して実施するのが特徴。2008年の創業から手がけており、取引継続率は約97%を保持する。自社メディア「解体の窓口」は、解体業者の見積もり比較から解体後の土地の売却まで、すべてオンラインで完結できるサイト。全国の約1,500社(2023年9月時点)の解体業者の中から解体費用の見積もり入札が届く、「逆オークション」を採用する。2020年7月にサービスを開始し、2023年9月にはマッチング希望者数が20,000人を突破した。
直近の業績は、2023年2月期(15期)売上高 28億2,374.8万円、経常利益 1億2,1270万円、純利益 8,603.2万円だった。
Data Base バリュークリエーション