企業の脱炭素経営支援を行うゼロボードが発表した決算公告によると、2023年7月期(2期)の純損失が前期△2億2,471.7万円から △8億1,504.9万円に拡大した。利益剰余金は △10億3,976.7万円、総資産 22億1,216.7万円だった。
ゼロボードは2021年8月に設立。GHG排出量を算定・可視化するクラウドサービス「zeroboard」を軸に、企業の脱炭素経営支援を行う。zeroboardは2021年7月にβ版、2022年1月にプロダクト版の提供を開始。2022年10月には導入社数2,000社を達成した。同社ではGHG削減ソリューションを提供するパートナー企業とのアライアンスを積極的に推進。顧客企業のニーズに合わせたさまざまな脱炭素ソリューションを提供するエコシステムをパートナーと構築しており、2023年1月にはパートナー数が100社に到達した。これまでにベンチャーキャピタルや事業会社などから調達した累計資金額は28億円に及ぶ。
Data Base ゼロボード