運用型クリエイティブクラウドを展開するリチカが発表した決算公告によると、2023年9月期(9期)の業績は純損失が前期 △4億7,331万円から △6億7,750.7万円へ悪化した。利益余剰金は △17億2,212.3万円、総資産 5億7174.9万円だった。
リチカは2014年10月に設立。動画広告生成クラウドサービス「リチカ クラウドスタジオ」の運営を行う。リチカ クラウドスタジオは、知識不要でデジタル広告、SNS用途などに最適化されたマーケティング効果の高い動画や静止画を量産できるサービス。SEO対策をはじめ、目的や業種、秒数、トレンドなど、SNSをはじめとした配信先別に最適化したクリエイティブの制作、検証、改善が可能。作成した動画はワンクリックで埋め込み、配信できる。2018年4月に正式サービスを開始。2023年2月時点、大手事業会社や広告代理店を中心に、2000社以上が導入、累計制作本数は50万本以上に及ぶ。2021年9月、シリーズBとなる総額8億円の資金調達を実施。累計資金調達額は10.6億円に達した。
Data Base リチカ