Overview
東京とシリコンバレーを拠点にして、B2Bのアーリーステージのスタートアップへ投資を行うベンチャーキャピタル。2011年にシリコンバレーのベンチャーキャピタルDFJとのネットワークファンドDraper Nexusとして設立し、2019年2月13日にDNX Venturesへ社名を変更した。主な投資領域はクラウドSaaS、サイバーセキュリティー、フロンティアテック、フィンテック、リテールテックなど。2020年9月には、日鉄興和不動産との共同事業として、B2Bシードスタートアップ向けのインキュベーションオフィス・コミュニティ「SPROUND」を東京・品川に開設。さまざまなラーニングプログラムの提供をはじめ、スタートアップ同士のコミュニケーションの場、投資先のオフィスとして展開し、2024年3月時点、累計35社320名以上が利用する。これまでに4つのメインファンドに加えアネックス・シードと合計11のファンド、累計約990億円を運用。日米を中心に190社のスタートアップへ投資を行い、うち23社がエグジットした(2024年3月時点)。
Funds Raised
- 4号日本ファンド:日本のスタートアップに特化
/ファンド規模:283億円/LP:既存ファンドのLPを含めた国内外機関投資家、金融機関 - 3号日本アネックスファンド:フォローオン投資
ファンド規模:82億円/LP:既存ファンドのLPを含めた国内外機関投資家、金融機関 - DNX シード向けファンド :B2Bシード期にフォーカスしたファンド。5千万円上限
/設立:2021年8月/ファンド規模:30億円/LP:デジタルホールディングス、日本政策投資銀行グループ、ほか大手システムインテグレーター - DNX シード向けファンド :B2Bシード期にフォーカスしたファンド。5千万円上限
/設立:2021年8月/ファンド規模:30億円/LP:デジタルホールディングス、日本政策投資銀行グループ、ほか大手システムインテグレーター - DNX Ventures Fund III
/設立:2019年3月/ファンド規模:330億円/LP:IHI、ENEOS、京セラコミュニケーションシステム、小松製作所、Sansan、ジェーシービー、CCCマーケティング、セコム、セブン&アイ・ホールディングス、大和証券グループ、高千穂交易、独立行政法人中小企業基盤整備機構、東京海上日動火災保険、東芝テック、日鉄興和不動産、浜松いわた信用金庫、東日本旅客鉄道、日立製作所、日立ソリューションズ、ファーストブラザーズ、ポーラ・オルビスホールディングス、みずほ銀行、三井不動産、その他機関投資家など合計29社 - Draper Nexus Technology Partners II/設立:2016年11月/ファンド規模:$175M
- Draper Nexus U.S.-Japan Fund/設立:2014年9月/ファンド規模:$30M
- Draper Nexus Technology Partners LP/設立:2011年4月/ファンド規模:$50M
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