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ソニーがグループの経営機構の改革に乗り出した。19日、同社商号をソニーからソニーグループへ2021年4月1日付けで変更すると発表した。ソニーグループをグループ本社機能に特化した会社として発足させる。現在のソニーは、グループ本社機能とエレクトロニクス事業の本社間接機能を有しているが、今後、これらの機能を分離・再定義し、来年4月に向け、詳細な機能や組織、人員の設計を行っていく方針だ。
また、約65%の株式を保有する金融事業の持株会社ソニーフィナンシャルホール ディングスを公開買付けによる完全子会社化を図る方針を固めた。買付け価格は1株2,600円。金融事業は同グループのコア事業の一つ。完全子会社化することで、グループシナジーを活かしやすくなり、より迅速で柔軟な経営判断が行うことができる。
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