Overview
開発・学習段階のAIの自動耐性テストツール「Citadel Lens(シタデル・レンズ)」と、運用段階のAIの自動モニタリングツール「Citadel Radar(シタデル・レーダー)」の開発、提供を行う。元Google BrainやWaymo、トヨタなどでAI開発に携わってきたエンジニアらが開発をリードする。
Citadel Lensは、開発中のAIの弱点を自動で瞬時に検出し、その原因を人間に分かりやすい形で可視化するツール。需要予測・物流管理・与信審査・広告など、数値や文字データに基づいて推論を行うAIから、画像診断・不良品検査・安全管理・事故査定など、画像データを活用したAIまで、開発時のAIに潜む、人手作業では検出が難しいバイアスや精度のばらつき、アタック耐性など「AIの弱点」を自動テストする。
Citadel Radarは、企業がもつAIシステムを自動モニタリングし、異常を検知・ブロック、可視化するツール。AIの誤認識・誤判断などの異常を自動検知し、AIの品質を保ち、AI固有のリスクから守る。AIを改修することなく、さまざまなAIのモデルやアプリケーションに適用できる。
Founder
- Co-Founder, CEO/小林裕宜
東京大学電子工学科卒。大学卒業後、三菱商事に入社。ロイヤリティマーケティング社長、北米三菱商事会社SVP、米国インディアナパッカーズコーポレーションCEOなどを経て、2020年12月株式会社Citadel AIを共同創業し、代表取締役社長に就任
- Co-Founder, CTO/Kenny Song
ニューヨーク大学上海校コンピュータサイエンス学科卒。大学卒業後、米Google本社に入社。Google BrainのプロダクトマネージャーとしてTensorFlowやAutoMLなどの開発をリード。東京大学情報理工学系研究科の研究生として籍を置く傍ら、2020年12月株式会社Citadel AIを共同創業し、CTOに就任
Financial Results
- N/A
History
- 2022年3月、AI自動耐性テストツール「Citadel Lens」β版提供開始
- 2021年7月、企業のAI品質改善コンサル「Citadel Enterprise Solutions」開始
- 2021年5月、AIの品質保守ツール「Citadel Radar」β版提供開始
- 2021年3月、第4回東大IPC「1stRound」採択
- 2020年12月、株式会社Citadel AI設立
Investors
東京大学協創プラットフォーム開発、Coral Capital、ANRI、サントリーホールディングス、サントリーシステムテクノロジー、三菱UFJキャピタル
Funding
- 2021年10月、5.2億円調達(Series A)
/東京大学協創プラットフォーム開発、Coral Capital、ANRI、サントリーホールディングス、三菱UFJキャピタル
- 2022年4月、資本提携
/サントリーシステムテクノロジー
- 2021年10月、1億円調達(Seed)
/東京大学協創プラットフォーム開発(6,000万円出資)、ANRI
Patent
N/A
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