クラウド名刺管理サービスを展開するSansan<4443>が8日に発表した2022年5月期第1四半期決算は純利益が前年同期比662.8%増の6億5,200円だった。投資先の株式売却益9億7,969万円を計上したことで最終利益が膨らんだ。一方、営業利益は1億200万円の赤字転落。広告宣伝費が前年同期比で2億900万円増加したことに加え、採用強化による人件費の増加が影響した。
主力事業「Sansan」の当第1四半期連結会計期間末における契約件数は前年同期末比14.7%増の7,992件、契約当たり月次売上高は前年同期比5.8%増の164,000円だった。