九州大学のオリジナルカイコを利用して難発現タンパク質の医薬品・診断薬・試薬を開発する九州大学発ベンチャー。2020年より、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質を生産し、2021年4月同社が開発生産したワクチン抗原タンパク質が、経口摂取によりワクチン効果があることを確認、特許を出願。2021年9月、同タンパク質を利用した新型コロナウイルスの抗体測定サービスを開始した。
同社ではカイコを利用したワクチンやバイオ医薬品、診断薬などに大きな需要がある難発現性タンパク質を大量生産できる生産プラットフォームを構築。現在、開発中の経口ワクチンの前段階として、ミドリムシのサプリメント開発のノウハウを持つユーグレナと組み、カイコによるサプリメントの開発、販売を計画している。
Investors
リアルテックファンド3号ファンド、双日、東京センチュリー、ユーグレナ、FFGベンチャービジネスパートナーズ、九州広域復興支援投資ファンド
Funding
- 2021年12月、2.6億円調達(シリーズA累計:5.2億円)
/リアルテックファンド3号ファンド、双日、東京センチュリー、ユーグレナ - 2020年5月、2.6億円調達(シリーズA)
/FFGベンチャービジネスパートナーズ、九州広域復興支援投資ファンド、東京センチュリー、ほか - 2018年10月、4,000万円調達(シードラウンド)
/FFGベンチャービジネスパートナーズ