22日、AI技術やクラウドを活用してセキュリティソリューション事業を展開する網屋<4258>が東証マザーズに新規上場した。初値は公開価格1,970円を6.60%上回る2,100円だった。上場初日は1,988円で取引を終えた。公開株数は1,184,000株。株式上場による資金吸収額は23.3億円。市場から調達した資金は人材採用や広告宣伝、研究開発のほか、借入金返済などに充てる。
網屋は1996年12月に設立。AI技術を用いてあらゆるログ分析を行うセキュリティソフトウェアの開発、販売やクラウド上から遠隔でICTネットワークの構築や運用を行うネットワークセキュリティ事業などを手掛ける。直近の業績は2020年12月期売上高23億1,458.1万円、経常利益1億8,580.8万円、純利益1億2,593.1万円だった。