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モバイルゲームのKLab、最終損失△34.6億円。既存タイトル減衰率が想定上回り赤字拡大。現預金額81億円→38億円へ減少

モバイルゲームのKLab、最終損失△34.6億円。既存タイトル減衰率が想定上回り赤字拡大。現預金額81億円→38億円へ減少

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モバイルゲームのKLab<3656>が9日に発表した2021年12月期 連結の業績は、最終利益が前年同期7億6,700万円から一転△34億6,400万円の大幅赤字に陥った。新作タイトルが売上に繋がらず、主力ゲームの既存タイトル「キャプテン翼」や「BLEACH Brave Souls」「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」など、大半のタイトルが競争環境の激化で前年を下回り、減衰率が想定を上回って推移した。改善施策も大きな効果に繋がらず、業績が悪化した。また、2021年4月に連結子会社化したグローバルギアの株式取得や投資先への出資などで現預金が前期81億円から38億円へ減少。3Qには経営陣が業績悪化の責任をとり、12月から3月まで役員報酬を代表取締役20%、取締役10%減額する方針を発表した。

Data Base KLab

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