ビジネスチャットサービスのChatwork＜4448＞が10日に発表した2021年12月期連結業績は、経常損失が△7億500万円だった。認知率向上を狙ったTVCMなど広告、マーケティング活動や人材採用の強化など、積極的な先行投資が影響した。一方、通期連結売上高は前期比39.1%増の33億7,200万円と拡大。主力事業のChatworkは2021年12月時点の登録ID数は476.1万、課金ID数54.9万、導入社数が34.3万社となり、同売上高は前期比 47.9%増の31億5,300万円へ成長した。昨年12月には海外募集による約20億円の公募増資を行い投資資金を確保。引き続き積極的なプロモーション活動や人材採用の強化、M&Aなどにより、事業成長の加速を目指す。
