17日、AIソリューション事業を展開するエッジテクノロジー<4268>が東証マザーズ市場へ新規株式を上場した。初値は、公開価格350円を98.29%上回る694円だった。公開株数は3,116,500株。株式上場による資金吸収額は10.9億円。市場から調達した資金は、今後の事業規模拡大のための人材確保や採用教育費などに充てる。
エッジテクノロジーは、2006年1月に代表の住本幸士氏がデータベースソリューション事業を行う個人事業として創業。AIアルゴリズムを実装するAIソリューションサービスを主軸に、AI教育サービスの提供、AIプロダクトの開発、販売を行っている。主力事業のAIソリューションサービスは、同社運営のAI人材データ ベース「BIGDATA NAVI」を活用し、多くの企業プロジェクト・AI領域に精通した社員とフリーランスがタッグを組み、AIアルゴリズム実装を進めるのが特徴。顧客の業務分析を実施し、データ利活用によって解決可能な課題を判別、概念実証を行った後に、AIアルゴリズムを既存の業務・システムに組み込み、実装・運用するところまでを一気通貫で行う。
2021年4月期売上構成は、AIソリューションサービス12.2億円(83.8%)、AI教育サービス1.4億円(9.7%)、AIプロダクトサービス0.9億円(6.5%)。直近の業績は2021年4月期売上高14億6,600万円、経常利益3,500万円、純利益2,300万円だった。
Data Base エッジテクノロジー
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