ノーコードでWeb上にガイド表示できるUX改善SaaS「Onboarding」を開発するSTANDSは15日、XTech Ventures、Headline Asiaの2社からプレシリーズAラウンドとして総額1億円の資金調達を行ったことを明らかにした。調達した資金は事業拡大に向けた人材採用やプロダクト開発、カスタマーサクセスの強化に充てる。
STANDSは、2018年9月に設立。Web上のユーザーを直感的に導くガイド表示するUX改善SaaS「Onboarding」の開発、運営を行う。Onboardingは、Webサービス上のチュートリアルや特定条件のポップアップ、ツールチップ、画像・動画表示などを多彩な表現で行うことで、ユーザーのサービス定着や機能活用促進に役立つサービス。タグを一行入れるだけで作成できるため、エンジニアに依頼する必要なく、ノーコードで開始できるのが特徴。顧客単位でプロダクトの利用状況や活用データの取得も簡単にできるほか、ユーザー属性や利用状況を分析し、データをもとにした施策を行うために必要な機能も備える。直近1年間でMRRが30%成長し、利用ユーザー数は250万人を突破。リクルートや東京電力エナジーパートナー、イノベーション、アルファドライブ、CINCなどのソフトウェア提供事業者での導入が進んでいる。
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