世界中のファッションアイテムを購入できるマーケットプレイス「BUYMA」を運営するエニグモ<3665>が17日に発表した2022年1月期 業績は、売上高が前期比17.6%増の76億1,600万円と伸長し、過去最高だった。SNSやYouTubeなどの動画を活用して認知度を高め、会員獲得を強化。基幹事業「BUYMA」の総取扱高は676億円を突破した。会員数は前期比12.9%増の9,688,721人、商品総取扱高は同7.6%増の676億7,469万円に拡大した。一方、定額給付金の恩恵による需要底上げが一巡したほか、緊急事態宣言の長期化による消費低迷などの影響で下半期の総取扱高は伸び悩んだ。
2023年1月期の業績予想は黒字を見込むも非開示とし、短期的な利益成長を追わず、さまざまな投資を事業環境や事業進捗に応じて柔軟に実行していく方針を明らかにした。今後は短期的な減益を許容し、 営業収益を再投資に投下することで長期視点で売上高の成長へ繋げていく。
Data Base エニグモ
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