東京大学のヒューマノイドロボティクス技術を応用し、膝の屈曲伸展を能動的に行える動力アシスト機能をもつロボット義足「Bio Leg」の開発、製造、販売を行う。
Bio Legは、義足に備わった動力により、装着者の負担を軽減し、自然な動作やアクティブな動きをサポートするロボット義足。可変出力ショートブレーキ機能や、バックドライブ時の逆起電圧保護機能、バックドライブ時のエネルギー回生機能などの特徴をもつモータドライバ技術を独自開発し、小型で安全で、瞬時に大きなアシスト力を発揮する義足を実現した。また、複数のセンサーを搭載し、装着者の日常生活の動作データを取得。今後は、これらのデータとセンシング技術を活かして、リハビリ分野や、歩行動作解析の研究などの領域での活用を検討していく。
Founder
- 代表取締役CEO/孫 小軍(1987年)
9歳の時に骨肉腫で右脚切断。2009年、交換留学生で東北大学に入学。2010年、東京大学大学院へ進学。2013年、ソニーに入社。2015年、東京大学大学院博士課程に進学。2018年12月、BionicM設立。代表取締役に就任。
Financial Results
- N/A
History
- 2021年1月、内閣府アクセラレーションプログラム2021採択
- 2020年10月、2020年度「Red Dot Award」デザインコンセプト部門「Luminary」受賞
- 2019年12月、特許庁主催知財アクセラレーションプログラム「IPAS2019」採択
- 2019年11月、ピッチコンテスト世界大会「EPiC2019」最優秀賞受賞
- 2019年9月、ピッチコンテスト世界大会「International Creatineer Competition 2019」第2位
- 2019年6月、NEDO 2019年度「研究開発型ベンチャー支援事業」採択
- 2018年10月、「第3回東大IPC起業支援プログラム」採択
- 2018年12月、BionicM株式会社設立
- 2017年9月、ジェームズ ダイソン アワード 2017「国内最優秀賞」受賞
- 2017年3月、SXSW2017「Interective Innovation Award」受賞
- 2015年10月、東大大学院の博士課程としてパワード義足の研究スタート
Investors
NVenture Capital、新生企業投資、東京大学協創プラットフォーム開発、東京大学エッジキャピタルパートナーズ、きらぼしキャピタル、ちばぎんキャピタル、AIS CAPITAL、国立研究開発法人科学技術振興機構、井戸義経(元ANKER JAPAN 代表)、厳浩(EPSホールディングス 会長)
Funding
- 2023年1月、3.7億円調達
/NVenture Capital(NECキャピタルソリューション子会社)、新生企業投資、東京大学協創プラットフォーム開発、きらぼしキャピタル、ちばぎんキャピタル、AIS CAPITAL、井戸義経(元ANKER JAPAN 代表)、厳浩(EPSホールディングス 会長) - 2020年8月、5.5億円調達(Series A)
/東京大学エッジキャピタルパートナーズ、東京大学協創プラットフォーム開発(東大IPC)、国立研究開発法人科学技術振興機構 - 2019年2月、資金調達(Seed)
/東京大学エッジキャピタル
Patent
<特許>
2020年09月09日
|
補助装置及び義足
FI分類-A61F 2/64
|
<意匠>
2020年11月12日
|
義足用膝継手
意匠新分類-J770
|