排泄予測デバイス「DFree(ディー・フリー)」の開発、販売を行う。
DFreeは、膀胱の膨らみを超音波センサーを用いて計測、分析し、排尿のタイミングを予測するIoTスマートデバイス。超音波センサーを下腹部に装着し、膀胱の尿のたまり具合を10段階でスマートデバイスなどに表示することで、トイレのタイミングを知らせる。おもに高齢者や介護現場をはじめ、障害、リハビリ現場などでの排尿におけるさまざまな悩みを持つユーザー・シーンでの利用が期待されている。2018年7月、一般向けのデバイス「DFree Personal」の販売を開始。2019年3月からは家電量販店「ビックカメラ」「コジマ」の120店舗での販売も開始した。2022年にはDFree が特定福祉用具販売の新規種目に追加。在宅介護の対象は、介護保険の適用により自己負担1-3割で購入できるようになった。価格は税別49,880円。
Founder
- 代表取締役/中西敦士
慶應義塾大学商学部卒。大手企業向けのヘルスケアなどの新規事業立ち上げコンサルティング業務に従事した後、青年海外協力隊でフィリピンに派遣。2013年、米UC Berkeley留学。2014年5月、米国でTriple Wを創業。2015年2月、トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社設立。代表取締役に就任
Financial Results
- 2021年12月期(7期)、純利益 △2億5,926.5万円、利益剰余金 △11億1,562.1万円、総資産 1億5,050.1万円
- 2018年12月期(4期)、純利益 △3億3,599.6万円、利益剰余金 △6億3,031.9万円、総資産 8億9,292.8万円
History
- 2019年4月、ヨーロッパ向け(個人)「DFree Personal」販売開始
- 2019年2月、中小企業基盤整備機構「Japan Venture Award 2019 中小機構理事長賞」受賞
- 2018年11月、ヨーロッパ向け(法人)「DFree Personal」販売開始
- 2018年9月、アメリカ向け(個人)「DFree Personal」販売開始
- 2018年7月、個人向け「DFree Personal」販売開始
- 2018年6月、経済産業省「J-Startup」採択
- 2017年7月、アメリカ支社設立
- 2017年6月、フランス支社設立
- 2017年4月、法人向け「DFree Professional」サービス開始
- 2015年3月、ニッセイ・キャピタル「NCCベンチャーグランプリ2015」受賞
- 2015年2月、トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社設立
- 2014年5月、米Triple W創業
Investors
前澤ファンド、ニッセイ・キャピタル、2020、iSGSインベストメントワークス、大和企業投資、みずほキャピタル、SBIインベストメント、リヴァンプ、ハックベンチャーズ、ほか
Funding
- 2023年3月、10億円調達(Series D、融資含)※累計資金調達額:35億円
/前澤ファンド、ほか金融機関(融資) - 2018年12月、資金調達(Series B)
- 2017年10月、5億円調達(Pre-B)
/ニッセイ・キャピタル、2020、ほか - 2016年6月、4億円調達(Series A)
/2020(リード)、iSGSインベストメントワークス、大和企業投資、みずほキャピタル、SBIインベストメント、リヴァンプ - 2016年2月、5,000万円調達
/ハックベンチャーズ - 2015年4月、5,000万円調達(Seed)
/ニッセイ・キャピタル
Patent
N/A