脳ドックをWebで予約し、受付から検査終了まで30分で完了する「スマート脳ドック」の提供を行う。
スマート脳ドックは、スピーディーな検査が売りで、受付から検査が30分で完了。Webでの予約と問診票の事前登録、受診結果をパソコンやスマートフォンで確認できる。検査は脳動脈瘤や脳梗塞、脳腫瘍など、自覚症状のない脳の異常を早期発見できる頭部MRI、頭部・頸部MRAの検査。撮像データは、放射線科診断専門医と脳神経外科専門医によるダブルチェックを行い、万一異常が確認された場合は、結果に応じ専門の医療機関を紹介する。2018年1月にサービス開始。2022年3月からTV CMの放映をはじめ、2022年11月には、受診者数が10万人を突破した。
2023年4月28日、財務内容、資金繰りの悪化を受け、東京地方裁判所に対し、再生手続開始の申立てを実施。併せて、医療・介護施設の運営を行うユカリアと事業のスポンサー支援に関する基本合意書、極度貸付契約を締結し、今後はユカリアの支援・協力を受け、事業再生を図っていく方針。負債総額は債権者254名に対して7億6,130万円だった。
Founder
- 代表取締役社長/濱野智章(1969)
大学卒業後、Infoseek の立ち上げに参画。 2000年、楽天によるInfoseek買収を経て楽天社員、執行役員に就任。2017年2月、スマートスキャンを設立、代表取締役社長に就任。
Financial Results
- 2021年12月期(5期)、純利益 △18億7,788.3万円 、利益剰余金 △19億3,038.9万円、総資産 15億9,469.9万円
- 2020年6月期(4期)、売上 1億5,673万円、営業 △2億166.4万円、経常 △2億826.4万円、純利益 △2億1,191.3万円、利益剰余金 △2億6,329.5万円、総資産 13億5,336.7万円
- 2018年6月期(2期)、売上 1億3,947万円、営業 △8,111.4万円、経常 △8,607万円、純利益 △8,627.2万円、利益剰余金 △1億2,095.1万円、総資産 2億8,886.2万円
History
- 2023年4月、東京地方裁判所へ再生手続開始を申立て
- 2022年11月、「スマート脳ドック」受診者数10万人突破
- 2022年3月、TV CM放映開始
- 2020年2月、「スマート脳ドック」受診者数3万人突破
- 2018年1月、「スマート脳ドック」開始
- 2017年2月、スマートスキャン株式会社設立
Investors
日本ベンチャーキャピタル、クレディセゾン、DGベンチャーズ、キヤノンメディカルシステムズ、山口キャピタル、出光興産、Aflac Ventures、CYBERDYNE、サイバニクス・エクセレンス・ジャパン1号、みらかホールディングス、DGインキュベーション、Scrum Ventures、ほか個人投資家
Funding
- 2022年4月、13.7億円調達(Series B) ※累計資金調達額:25.3億円、借入除
/NVCC 9号(日本ベンチャーキャピタル)、クレディセゾン、DGベンチャーズ、キヤノンメディカルシステムズ、UNICORN2号ファンド(山口キャピタル)、出光興産、Aflac Ventures、ほか個人投資家
- 2019年11月、資金調達(Series A)
/けいはんな学研都市ATRベンチャーNVCC(日本ベンチャーキャピタル)、CYBERDYNE、サイバニクス・エクセレンス・ジャパン1号、みらかホールディングス、DGインキュベーション、Scrum Ventures
Patent
<商標>
2017年12月04日 | メディカルチェックスタジオ\MEDICAL CHECK STUDIO 44類 |
2017年07月03日 | スマートドック 42類, 44類 |
2017年06月22日 | スマート脳ドック 42類, 44類 |
2017年03月31日 | Smart Scan\スマートスキャン 35類, 36類, 42類, 44類 |