Overview
超小型・超軽量の月面探査車「YAOKI」の開発を軸にした月面探査事業や、地上ロボット事業、教育エンタメ事業などを行う。
YAOKIは、安価で超小型・超軽量が特徴の月面探査車。センサーやモーター、バッテリー、通信機など、ロボットに必要な要素技術を搭載し、企業が月開発に参入するための月面での実証実験、データ取得が可能で、安価で高頻度に利用できる月面実験プラットフォームとしてサービスを提供する。
1回目のミッションは、2023年秋以降に米Intuitive Machinesの月着陸船「Nova-C」にYAOKIを乗せ、月の南極付近に送り込む計画。月面着陸後、YAOKIは地球からのリモート操作による月面走行、月表面の接写画像データの獲得など、超小型ロボットによる月面運用を実施する。2024年以降に実施予定の2回目のミッションでは、米Astrobotic Technologyと既に月輸送契約を締結済みだ。
Founder
- 代表取締役、ロボットクリエイター/中島紳一郎
明治大学卒。大学卒業後、Boschなどで自動車の駆動開発に20年従事し、 Audiや TOYOTAなどで標準採用されている4WD駆動システムを発明。その後、民間月面探査チーム「HAKUTOプロジェクト」に参加し、月面探査車の筐体設計・開発を担当した。2012年10月、株式会社ダイモン設立、代表取締役に就任
Financial Results
- 2022年12月(11期)、純利益 △1,26.5万円、利益剰余金 △1,390.2万円、総資産 1億2,432.2万円
- 2021年12月(10期)、純利益 △933万円、利益剰余金 △1,263.8万円、総資産 7,176万円
History
- 2023年1月、米Intuitive Machinesと月輸送に関する契約締結
- 2021年4月、三菱ケミカルとパートナーシップ契約締結
- 2012年2月、株式会社ダイモン設立
Investors
ケップルキャピタル、ほか
Funding
- 2023年7月、1.4億円調達(Pre-A)
/ケップルDX1号(ケップルキャピタル)、複数の金融機関(融資)
Patent
N/A