独自の「落合式ハイプレッシャー法」をコア技術として、発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」の開発、製造を行う。ミラクルミートは植物肉の課題だった味と食感の違和感や大豆特有の匂い、栄養価などを解決した植物肉。原料にオレイン酸リッチ大豆を使用することで、大豆特有の臭みを無くし、異風味を低減した。また、味や機能性を自在にコントロールする落合式ハイプレッシャー法で大豆を発芽させ、旨味や栄養価を増大。その発芽大豆をエクストルーダーにかけ、特許出願中の膨化成形技術で肉のような弾力、食感の再現に成功した。これまでに、大手ハンバーガーチェーンやスーパー、飲食店など50社を超える採用実績を持っており、味の素やニチレイフーズなどの大手食品メーカーとの共同開発も進めてきた。2021年5月には米ボストンに海外子会社を設立。欧米市場へ進出した。
DAIZは、2015 年 12 月に株式会社果実堂における植物由来の機能性物質の探索、生産、抽出事業部門を分社化し、ベジタブル製薬株式会社として資本金 2,000 万円で設立。2017年9月に果実堂を引受先とした2億3,000万円の第三者割当増を実施。果実堂の連結子会社となり、社名を大豆エナジー株式会社へ変更した。
- 2022年1月、30億円調達(プレシリーズC、累計調達資金額:60.5億円)
/日清食品ホールディングス、丸井グループ、三菱ケミカルホールディングス、長谷川香料、物語コーポレーション、東洋製罐グループホールディングス、インベストメントLab、三井住友海上キャピタル、グローバル・ブレイン、三井住友信託銀行 - 2021年4月、18.5億円調達(シリーズB)
/味の素、丸紅、日鉄物産、兼松、兼松食品、ENEOSイノベーションパートナーズ、きちりホールディングス、MSIVC2020V投資ファンド(三井住友海上キャピタル)、農林中央金庫、グローバル・ブレイン7号ファンド(グローバル・ブレイン)、食の未来1号ファンド(kemuri ventures)、三菱UFJキャピタル7号ファンド(三菱UFJキャピタル)、Golden Asia Fund Ⅱ(Golden Asia Fund Ventures)、QB第一号ファンド(QBキャピタル)、しんきんの翼(信金キャピタル)、KIRIN HEALTH INNOVATION FUND(グローバル・ブレイン) - 2020年5月、6.5億円調達(シリーズA)
/農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE)、三菱UFJキャピタル7号(三菱UFJキャピタル)、OCP1号(岡三キャピタルパートナーズ)、ニチレイフーズ、果実堂 - 2018年12月、1億円調達
/鹿児島銀行 - 2018年9月、1億円調達
/QB 第1号ファンド(QBキャピタル)
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