法人向け安否確認サービスの開発、提供のほか、サイボウズが提供する「kintone」と連携するクラウドサービス「kintone連携サービス」などを手掛ける。安否確認サービスは、災害時に従業員などの安否確認を自動で行うクラウドサービス。地震や津波、特別警報などにも連動して安否確認を自動送信する。全社で利用できる掲示板に加え、限定メンバーのみが利用できるグループメッセージ機能もある。パンデミックなど非常時の連絡手段として有用で、新型コロナウイルスの感染が拡大する昨今、企業の情報共有ツールとしてニーズが拡大している。2021年12月末時点の安否情報サービスの有償契約数は2,697件、ユーザー数約140万人。kintone連携サービスの有償契約数6,244件。

トヨクモは2010年８月にサイボウズ100％出資子会社のサイボウズスタートアップスとして設立。2014年３月、経営陣によるMBOを実施し、親会社のサイボウズから株式70％を取得。2019年７月、社名をトヨクモに変更。2020年9月、東証マザーズへ株式を上場。

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