アパレルや雑貨商品のオンデマンドプリントサービスや、アパレルメーカー、印刷会社などの事業者向けにオンデマンドプリントの仕組みを提供するソリューション事業を展開する。
オンデマンドプリントサービスは、顧客がインターネットサイトを通じて入稿したデータを受注から短納期で印刷加工し、納品するサービス。受注データからクラウド生産管理システムのサーバーにより、印刷に必要なデータを自動生成し、システム連携された工場へ自動で生産指示が振り分けられる仕組み。ワークフローに人手を介すことがなく、受注から最短5分で梱包出荷処理まで進めることができる。同システムは、アパレルメーカーや大手コンテンツホルダーなど、無駄な在庫をなくしたい企業へのソリューションとしても利用が広がっている。
イメージ・マジックは1995年5月に設立。2022年3月3日、東証マザーズへ株式上場。初値は2,800円で公開価格1,740円を60.92%上回った。公開株数は546,800株。株式上場による資金吸収額は9.5億円。直近の業績は2021年4月期売上高43億3,000万円、経常利益2億2,100万円、純利益1億5,200万円だった。
History
- 2022年3月3日、東証マザーズへ株式上場
- 2021年10月、デザインシミュレーター付クラウド型オンデマンドEC「maker town」ローンチ
- 2021年4月、GPC工場新設
- 2021年1月、GMOペパボと資本・業務提携
- 2020年3月、志村工場新設。トランザクションと資本・業務提携
- 2019年6月、IPC工場新設
- 2019年3月、凸版印刷と資本・業務提携
- 2019年2月 「オンデマンドプリントソリューションズ(ODPS)」ローンチ
- 2018年7月、朝霞工場新設
- 2016年8月 ネットでアパレルショップを開設できるプラットフォーム「MEET MY GOODS」ローンチ
- 2015年12月、新河岸工場新設
- 2015年4月 、小豆沢工場新設
- 2013年6月 東京リスマチック(現 日本創発グループ)と資本・業務提携
- 2010年1月 オンデマンドプリント受注サイト「オリジナルプリント.jp」開設
- 2008年11月、川越工場新設(2015年5月閉鎖)
- 2007年1月、市ヶ谷工場新設(2010年1月閉鎖)
- 1995年5月、株式会社イメージ・マジック設立
Investors
日本創発グループ(35.61%)、山川誠(代表、20.35%)、京田諭(役員、8.91%)、 MSIVC2008V投資ファンド(6.83%)、凸版印刷(3.43%)、坊野寛(役員、3.43%)、トランザクション(3.39%)、GMOペパボ(3.39%)、キャブ(2.65%)、ポリ・テープ・ジャパン(2.12%)、プラスワンインターナショ ナル(2.12%)、エイエム(2.12%)、アジュール(1.70%)、ほか
Funding
- 2021年1月29日、8,000万円調達(80,000株、1,000円)
/GMOペパボ - 2020年7月31日、800万円調達(10,000株、800円)
/栗原俊幸 - 2020年4月24日、6,424万円調達(80,300株、800円)
/トランザクション(80,000株)、田中良寛(300株) - 2020年4月22日、320万円調達(4,000株、800円)
/島﨑良二 - 2020年1月30日、5,096万円調達(63,700株、800円)
/キャブ(62,500株)、早川洋平(1,000株)、河田 顕(200株) - 2019年4月、資金調達
/凸版印刷 - 2013年6月、資金調達
/東京リスマチック(現 日本創発グループ) - 2009年12月、2億2936万円調達
/アント・キャピタル・パートナーズ、ngi group、Globespan Japan Holdings, L.P.、三生キャピタル、ジャフコ、東洋キャピタル、三井住友海上キャピタル
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