独自の免疫多様性解析技術により、生体反応を多方面から正確に把握することでがんや自己免疫疾患、感染症などの幅広い疾患分野で免疫系を応用した新しい医療の基礎研究、予防、診断、治療などを支援する事業を展開している。 同社の免疫多様性解析技術は、膨大で複雑な免疫系情報を遺伝子レベルで解読し、免疫系が患者の病気にどのように関与しているか、特定の治療方法がどのように免疫系に影響を与えているかを検証することが可能だ。研究者として30年以上、免疫シス テムに取り組んできた創業者の鈴木隆二氏が完成させた技術で、創業以来、がんや感染症、自己免疫疾患などの多くの疾患分野での解析を行い、事業化を進めてきた。 現在、大学・公的研究機関などのアカデミアに対して、独自の免疫多様性解析サービスを解析量に応じた従量課金方式で提供するほか、製薬企業など技術や情報を連携し、プロジェクト規模に応じた複数年契約で、これまでにない新しい予防、診断、治療法の開発などを行っている。これまでに170以上のアカデミアや30以上の製薬企業との共同研究、パートナーシップを組んできた。今後も多くの研究機関と協力し、独自の免疫多様性解析技術を世界へ広めていく。 Repertoire Genesisは、2014年10月に設立。2022年2月10日、東証マザーズへの株式上場承認。2022年3月9日、新興株式市場全般の動向などを考慮し、株式上場中止を発表。上場予定日は3月18日だった。直近の業績は2020年12月売上高4億1,600万円、経常利益1,900万円、純利益1,700万円だった。
Investors
UTEC 3号ファンド(東京大学エッジキャピタルパートナーズ、29.42%)、Beyond Next Ventures 1号ファンド(Beyond Next Ventures、14.71%)、鈴木隆二(代表、10.95%)、新井理(役員、10.82%)、全薬工業(9.87%)、松谷隆治(従業員、8.05%)、北浦一孝(従業員、5.28%)、市川満寿夫(代表、4.46%)、丸山哲也(役員、1.73%)、ノーベルファーマ(1.21%)、坂田恒昭(役員、0.74%)、ほか
Funding
- 2020年2月26日、9,800万円円調達(普通28株、@350万円)
/ノーベルファーマ - 2019年9月30日、7.98億円調達(普通228株、@350万円)
/全薬工業 - 2017年8月31日、3億円調達(C種120株、@250万円)
/UTEC3号ファンド(東京大学エッジキャピタルパートナーズ)、Beyond Next Ventures 1号ファンド(Beyond Next Ventures) - 2016年7月15日、5億円調達(B種500株、@100万円)
/UTEC3号ファンド(東京大学エッジキャピタルパートナーズ)、Beyond Next Ventures 1号ファンド(Beyond Next Ventures)
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