東京大学が100%出資するベンチャーキャピタル。東京大学の研究成果、人材を活用したベンチャー企業を中心にベンチャーキャピタルが運営するファンドへのFOF(fund of funds)投資も行う。2019年に開始したインキュベーションプログラム「1stRound」は、VCなどの外部調達前のチーム、設立3年以内のスタートアップが、 理想的な形で最初の資金調達(1stRound)を達成できる環境を提供するプログラムとして、筑波大学、東京大学、東京医科歯科大学、東京工業大学、東大IPCが共催する。毎年2回(6月、12月)各回約8チームが採択。 最大1,000万円のNon-Equity資金、クラウドリソースやオフィスなどの 開発環境に加え、キャピタリストと専門家による6ヶ月のハンズオンが無償提供される。
Investors
東京大学(100%)
Funds Raised
- AOI1号(オープンイノベーション推進1号)
/設立: 2020年/ファンド規模:240億円/期間:15年/LP:三菱UFJ銀行、三井住友銀行、SBIグループ、ダイキン工業、日本政策投資銀行グループ、博報堂、芙蓉総合リース、三菱地所など - 協創1号
/設立:2016年12月/ファンド規模:250億円/期間:15年
| Related articles |
DataLabs、東大IPCとディープコアから総額1.3億円調達。点群データのAI自動モデル化技術を開発。3月ローンチへ介護、福祉プラットフォームのウェルモ、VCや事業会社計12社からシリーズC総額20.4億円調達。累計調達額約41.2億円
AI品質保守ツール開発のCitadel AI、東大IPCとANRIから総額1億円調達
創薬ベンチャーのモジュラス、総額27.1億円調達。SBIインベストメント、みずほキャピタル、ジャフコほか