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インフラ点検ロボットの開発を行うハイボットは16日、東京電力グループの東京パワーテクノロジーと自動車や医療など精密機器の開発、販売を行うタカハタプレシジョンを引受先とした第三者割当増資を行い、資本業務提携を行ったことを明らかにした。今回の資本提携を受け、ハイボットは東京パワーテクノロジーがメンテナンスをおこなう火力・原子力発電所、再エネプラントなど電力各施設でロボットを用いたインフラ点検サービスの導入に取り組むほか、タカハタプレシジョンのアジア、アメリカ、ヨー ロッパなど14拠点活用し、グローバルサプライチェーンを構築。発電所や化学プラントなどのインフラ点検、維持管理を行うRaaS(Robot as a Service)事業のグ ローバル展開を本格化させる。
ハイボットは2004年に東京工業大学の教授らを中心に創業。配管点検や産業インフラの維持管理、 橋梁の劣化予測、原子力発電所、災害救助など、「汚い」、「危険」、「きつい」の極限環境におけるロボット技術開発を行う。