VRライブプラットフォーム「VARK」を手がけるActEvolveは30日、ベンチャーキャピタルのANRIから約2億円の資金調達を行なったことを明らかにした。調達した資金は、サービスの新機能や人材採用に投下する。また、同社は5月1日付けで、社名をActEvolveからサービス名のVARKへ変更する。「VARK」とは、「BAKU」「BARK」「PARK」の3つの単語の意味を込めて命名したという。
ActEvolveは2017年8月設立。VR空間でアーティストのパフォーマンスを体感できるライブイベントアプリケーション「VARK」の開発、運営を行う。現在開発中の新機能「VARKプラットフォーム(仮)」により、アーティスト自身が、バーチャル空間で自由にライブ開催することが可能になる。ActEvolve代表加藤氏は、バーチャルライブは「かつてはVTuverの活動の場だった」として、今後は「リアルのアーティストの活動の場としても提供できれば」とコメントを寄せた。今回出資を決めたANRIの中路氏は、「コンテンツ大国である日本からその空気をまとったプロダクトを作り込んでいる」と評価し、「日本のユーザー・世界のユーザーにぜひ体験してもらいたいです」と期待を寄せた。