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モバイルゲームのディー・エヌ・エーが14日に発表した2020年3月期最終利益は491億6600万円の大幅赤字となった。主力のゲーム事業やスポーツ事業などは増収だったが、新規事業の成長を目指した積極的な投資やゲーム事業のマーケティングコストなどが膨らんだ。
新規事業の次世代タクシー配車アプリ「MOV(モブ)」のオートモーティブ事業の営業損失は前期36億1,000万円から78億7,700万円へ拡大。同ヘルスケア事業の営業損失も前期12億4,000万円から15億5,900万円に赤字幅が拡大した。ただし、2021年3 月期はオートモーティブ事業のタクシー配車アプリに関する事業が持分法適用会社での運営になる。このため、同営業損失は大幅に改善する見通し。