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航空機部品の製造、販売を行うAeroEdgeは19日、工作機メーカーのDMG森精機から6億円の資金調達を行ったと発表した。調達資金は、最新工作機械の導入などに活用するほか、DMG森精機とのパートナーシップを構築し、両社の研究基盤やノウハウを活かした金属積層造形などの分野での共同研究を推進する。
AeroEdgeは、2015年9月設立。栃木県足利市に拠点を置く、航空機部品ベンチャー企業。フランスの航空機エンジン大手Safran Aircraft Engines社から次世代航空機用エンジン「LEAP」搭載のタービンブレードの量産サプライヤーに選定され、現在その生産体制の構築を加速する。2018年3月、豊田通商、日本政策投資銀行、福岡キャピタルパートナーズ、足利銀行、めぶき地域創生投資事業有限責任組合、JA三井リースの計6社から総額約22億円を調達した。これまでの資金調達額は、累計総額約28億円。今後は、技術力と品質保証まで一貫した管理体制を強みに、グローバル市場でのプレゼンス確立、向上を図る。
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