Photo by Joshua Hoehne on Unsplash
楽天が台湾でのオンライン銀行サービスを本格化させる。19日、楽天の連結子会社である楽天銀行と楽天カードが台湾企業のIBF Financial Holdingsと共同で、台湾での銀行サービスを行うための現地合弁会社を設立した。資本金は台湾100億ドル。出資比率は、楽天銀行50%、楽天カード1%、IBF社 49%。
楽天が台湾でECサービスを始めたのは2008年。以降、クレジットカード、トラベル、フリマアプリ、電子書籍などさまざまな事業を展開し、台湾でのECとクレジットカードを中心とした「楽天エコシステム」を形成してきた。昨年7月30日には台湾の金融監督当局である金融監督管理委員会からIBF社と共同でオンライン銀行業の認可を取得。これまで台湾での銀行サービス開始に向けた各種手続きを進めてきた。