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全自動除草ロボ「アイガモロボ」開発の有機米デザイン、総額6,600万円調達。有機米栽培システムの開発を本格化

全自動除草ロボ「アイガモロボ」開発の有機米デザイン、総額6,600万円調達。有機米栽培システムの開発を本格化

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有機米栽培システムを開発する有機米デザインは1日、グループ会社のヤマガタデザインほか投資家から総額6,616万円の資金調達を行ったことを明らかにした。現在、東京農工大学との連携で進めているプロジェクト、全自動除草ロボ「アイガモロボ(仮称)」を使った有機米栽培システムの開発を本格化させる。まずは雑草抑制のメカニズムや駆動耐久実験、自動運転プログラムなどを研究開発するため、環境が異なる11県の圃場、協力会社で約70台体制で実験を順次行っていく計画だ。

有機米デザインは、山形県をベースにホテル業をはじめ、教育、人材紹介業などを展開するヤマガタデザインが出資して2019年11月に設立。元日産自動車のエンジニア2人を中心に、有機米栽培における除草の効率化を実現する全自動除草ロボ「アイガモロボ」の開発を行う。アイガモロボは、田植え後の水田を自律航行し、水中を撹拌し泥を巻き上げることで光を遮り、除草剤を使わずに水面下の雑草が生えにくい状態をつくることで雑草の成長を抑制する仕組み。同プロジェクトは、2020年2月に東京都と東京都中小企業振興公社の「次世代イノベーション創出プロジェクト2020助成事業」に採択された。

Data Base 有機米デザイン株式会社

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