空飛ぶクルマの開発、2023年度実用化を目指すSkyDriveは28日、ベンチャーキャピタルや事業会社など計10社を引受先とした総額39億円の第三者割当増資を行ったを明らかにした。今回の資金調達に応じたのは、前回(シリーズA)に続く追加出資を決めた伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、環境エネルギー投資、STRIVEの3社に加え、新たに日本政策投資銀行、伊藤忠商事、ENEOSイノベーションパートナーズ、大林組、日本電気、ベリサーブ、三井住友ファイナンス&リースの7社。
SkyDriveは2018年7月設立。2023年度の実用化を目指した完全自律の自動操縦、垂直離着陸が特徴の空飛ぶクルマや産業用のカーゴドローンの開発を行う。2019年9月、DroneFund、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、環境エネルギー投資ら計5社から総額15億円調達(シリーズA)。同時点での累計資金調達額20億円だった。