印刷、物流のシェアリングプラットフォーム運営のラクスルが10日に発表した2020年7月期決算は、最終損失4億9,400万円だった。前期最終利益6,900万円から一転、赤字へ転落した。主力の印刷事業は好調を維持。売上高は前年同期25.2%増の214億9,400万円と伸び、予想を上振れて着地した。収益は物流関連事業の「ハコベル」の赤字幅拡大が重荷となったが、利益率は改善しており、損失幅も縮小傾向にある。また、五反田オフィスを解約したことで、2021年7月期期初より月額400万円のコスト削減を見込む。
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ラクスル株式会社